肉離れと聞くとサッカーやマラソンなど、スポーツでの怪我と思ってしまう方も多いかもしれません。
しかし、あまり普段から歩いてない方が旅行などで急に長距離歩くことになったり、信号が赤になりそうなので急に小走りをしたり、寝ている時に足がつった時などといったような場合でも肉離れを起こす時があります。
肉離れを起こした時は早めに治療を開始した方が良いことは言うまでもありませんが、対処としてはまずはなるべく歩かないようにして安静にすることが大切です。
歩く時は、傷めた方の足になるべく重心がかからないように逆の足でかばうようにすることが理想です。
そして、保冷剤(タオルで巻いたもの)や氷嚢などがあれば、患部をアイシングして終わったら冷湿布を貼って置くとなお良いです。
また、最近は薬局やスポーツ店、ネットなどでも販売されているのでサポーターを持っている方も多いかと思います。
サポーターと一言でいっても色々な種類がありますが、肉離れを起こした時に使用するサポーターは保温タイプのものが理想です。
大事な試合などどうしても動かなければならない場合は、ベルトが付いているサポーターで少し患部を圧迫した方が良いですが、このタイプのサポーターは運動時以外にも長時間してしまうと、圧迫することにより血流が悪くなるため回復が遅くなったり痛みが増したりする可能性があります。
ですので、この圧迫するタイプのサポーターは運動やスポーツなどをして患部に負担がかかる時で短時間に使用するのが理想です。
他にもサポーター全体に少し圧がかかるように出来ていて、パフォーマンスを上げるタイプのものもあります。
このタイプのものは治療用というより肉離れなど怪我を起こしてない時で、運動やスポーツをした時にパフォーマンスを上げるために使用するのが理想です。
それなので肉離れを起こした場合でサポーターをする時は基本的に保温タイプのものがおすすめです。
寝る時はどうしたら良いかといいますと、この保温タイプのサポーターで患部を保護してあげた方が早く回復しやすいです。他の圧迫するサポーター使用をしてしまうとつけた時は少し楽に感じるかもしれませんが、血流が悪くなるので時間が経つにつれむくみや痛みが出たり、回復が遅くなったりする可能性があります。
肉離れを起こしてどのようなサポーターを購入したらよいか、また寝る時はどうしたらよいかと迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
寝違えは誰にでも何回かは起こしたことがあるかと思います。
痛みの程度など、症状が軽い場合はそこまで問題はないかと思いますが、左右向くのが辛かったり上下方向を向くと痛みが出たりと、何かと日常生活で支障が出ることが多いと思います。
寝違えを起こしたら、早めに治療をした方が良いことは言うまでもありませんが、自宅にいる場合は冷湿布を貼り安静にしていた方が良いです。
たまに肩こりと勘違いをして、自分でマッサージやストレッチを行なってしまう方もいらっしゃいますが、寝違えたところにマッサージやストレッチを行なってしまうと痛みなどの症状が悪化するか回復が長引いてしまう原因となります。
昨日まで何ともなかったのに、朝起きたら首に痛みや違和感があるといった場合は寝違えを起こしている可能性がありますので、湿布を貼り安静にして、早めに治療院等を受診することをお勧めします。
寝違えを起こした時、寝る姿勢や寝方はどうしたらよいか?と悩む方もいらっしゃるかと思います。約5kgくらいある頭を首の筋肉で支えているので、起き上がる時も辛いですよね。
寝る姿勢は、基本的には傷めた痛い側を下にして横向きに寝る姿勢が負担が少ないです。この姿勢だと起き上がる時も傷めた反対側の筋肉を使うことになりますので、患部にかかる負担は減ります。
仰向けの姿勢はといいますと、重力の関係で頚椎の生理的湾曲(カーブ)が崩れるため、痛みが増えるかどうかは分かりませんが、多少なりとも負担はかかります。
ですので、寝違えを起こした場合は傷めた側を下にして横向きで寝て、朝起き上がる時もその向きのまま起き上がると患部にかかる負担が減るため理想です。
寝違えを起こして寝る姿勢で悩んでいる方がいらっしゃいましたらぜひ参考にしてみてくださいね。
ぎっくり腰は前触れもなく突然起こることが多いです。
当接骨院にもぎっくり腰で来院される患者さんはそれなりに多いのですが、来院される方から「床にある物を取ろうとかがんだ時に痛みがきました」、または「トイレから立ち上がろうとした時にぎっくり腰になりました」などと言って来られることがあります。
そうなのです。このようにぎっくり腰は突然起こることが多いのです。前触れがあればすこしはかばったり対処することもできるのですが…。症状の程度は軽いものから重いものまで様々です。
症状が重いもの…痛みが強い場合は、早めに治療院等で治療を受ける方が多いかと思います。逆に痛みがそこまで強くなく、症状の程度が軽い場合はそのまま放って置いてしまう方もいらっしゃるかと思います。
それで痛みが引き、再度ぎっくり腰を繰り返さない方もおりますが、中には「痛みは引いたのだけれど、毎年ぎっくり腰を起こすようになりました」と、いうように症状を繰り返す方もいらっしゃいます。
ぎっくり腰の症状は痛みがなくなったから完治ではありません。患部周辺の筋肉の緊張や関節のゆがみが残っている場合があります。
ですので、痛みがなくなったから自然治癒したと思うかもしれませんが、そのような場合もありますので、ぎっくり腰を起こしたら早めに接骨院などの治療院で適切な治療を受けることをお勧めします。
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・膝痛の治りかけの時、スポーツでの再負傷には注意してくださいね
足首を捻ったときはもちろん、手をついたり布団を干したりといったようなちょっとした動作でも捻挫をする場合があります。捻挫は10代の頃など若い時は治りが早いですが、年齢が上がるにつれ徐々に回復が遅くなってきます。
特に60~70代以降の年配の方になってくると、なおさら回復が遅くなります。そこまで程度が強くない捻挫で1~2か月経過しても完全に痛みが引かないケースもそれなりに出てきます。
10代くらいの年齢だと代謝も盛んで60~70歳代以降の方と比べると回復の早さは大きく変わってきます。
また、捻挫は痛みなど症状が少ないからといって放置してしまうと、後で癖になって繰り返して傷めたり、完全に回復せずに後々まで痛みが残ってしまう場合が出てきてしまいます。
捻挫をして痛みが完全に治らない場合は、関節のゆがみや筋肉の緊張が残っていたりと何かしら原因が考えられます。
しっかりと治療をしてそれらの原因を取り除けば、痛みがなくなることが多いです。
捻挫を起こした場合は上記のようなことが考えられますので、年齢や症状の程度に関係なく早めに接骨院などの治療院で適切な治療を受けることをお勧めします。
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涼しい日が続いていますが、9月に入ったのでもうこの先はそこまで暑い日はなくなるでしょうかね。
日中も真夏程の暑さはなくなってくると思うので、散歩や買い物などすこし外出しやすくなるのではないでしょうか。
体を動かしたり有酸素運動という意味合いで、たまに患者さんから「自転車と歩くのはどちらが良いですか?」といったような質問をされることがあります。
私としては断然歩くことをすすめています。
車に乗ったり運動をしないで家の中にいることに比べたら、自転車でも良いのですが歩くことと比べてしまうと断然歩くことの方が良いです。
ジムでエアロバイクをする場合や、自転車で長距離サイクリングするといった場合はまた話が別になりますが、買い物など自宅近辺を自転車で走る場合は大して筋肉を使うわけではありません。
慣性の法則でもありますが、ある程度ペダルをこいでスピードがでるとその後はそんなに力を入れてこがなくても、進んでいきますのでそこまで筋肉は使いません。
対して歩くとなると、当たり前ですが歩かないと前に進んでいきません。下半身、上半身、腕の筋肉と使う筋肉が多いです。
同じ時間、自転車に乗るのと歩くのでは歩いた方が断然早く体が温まってくることからも分かるかと思います。
最近は涼しい日が続いていますので、この機会に体の健康のためにも歩くことをおすすめします。
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・仕事が変わったとき、ぎっくり腰や腰痛には注意してくださいね
スーパーなどで買い物をするとき、野菜や果物など一度に沢山買うときもそうなのですが特に1,5~2ℓの水やお茶、または瓶のお酒などを買うときで膝痛のある方は注意が必要です。
来院される患者さんで「2ℓの水を箱で買って、車に入れようとしたら膝痛がでました」、または「一升瓶のお酒を買って、歩いて持ち帰ったら膝に痛みが出てきました」と言われる方がたまにいらっしゃいます。
冬で言えば灯油を運んだりする時などがそうなのですが、重い物を運ぶ時は腰だけでなく意外に思うかもしれませんが膝にも負担がそれなりにかかります。
少しでも予防、または膝痛の悪化を防ぐためには、
①2ℓの水やお茶などは箱で買わずにバラで買い、買い物を何回かに分ける。
②箱で買う場合は息子さんや旦那さんなど家族の方に一緒に来てもらい、持ってもらう。
③バラで買ってたとえ自宅が近いとしても、可能ならなるべく車で来るようにする。
④日ごろからウォーキングやストレッチなどを行い、ある程度の筋力や柔軟性をつけておく。
膝痛を一度発症してしまいますとすぐに回復するものもありますが、中には数週間~数か月かかるものもあります。
上記のことを注意するだけでもすこし膝痛の悪化を防いだり、また予防にもなります。このような何気ない動作でも傷めることがありますので、膝痛が気になる、または心配な方は意識してみてくださいね。
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交通事故でのむち打ちで、症状が長引いたり数年経過しても痛みが残っている場合があります。
来院される患者さんの話で「前にむち打ちをしてから、首の違和感が完全に取れないのですが・・・」、または「数年前にむち打ちをしてから毎年梅雨の時期になると、首に痛みがでるんです」と言われる方がいらっしゃいます。
どちらの場合も、治療の開始が遅かったり仕事の関係でなかなか通院できなかったりと、しっかりと治療を受けることができず完全に治ってないことが考えられます。
交通事故でのむち打ちは、衝撃が大きいことから深部の組織を損傷しやすいです。なので、日常生活で起こる打ち身や捻挫、打撲等の怪我とは違って同じ治療をしていても全てではありませんが回復に時間がかかることが多いです。
むち打ちの症状としては、首~背部にかけての違和感や痛み、頭痛やめまい、吐き気、しびれなど色々なものがあります。
交通事故を起こした直後から症状が出る場合が多いですが、なかには数日が経過してから症状が出るものもあります。
ですので、たとえ最初の症状が軽くても早めに病院や整形外科、または接骨院でも治療はできますので受診して適切な治療を受けることをお勧めします。
早い段階から適切な治療をしっかり受けることにより早期の回復につながり、また後々症状を残す確率もずいぶんと減ってくると思います。
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・腰痛になった場合は座椅子より椅子に座ることをおすすめします