来院される患者さんから「以前に比べて足のつる頻度が増えたのですが・・・」、または「最近、寝ていて足がつるので辛いのです」といったような話を聞くことがあります。
寝ている間に足がつると痛いですよね。足のつり方が強いと筋肉を損傷し、軽い肉離れを起こすこともあります。
たいていの場合はつるのが治まると痛みはなくなるのですが、つるのが治まっても痛みが残っている場合は軽い肉離れを起こしている可能性があります。
足がつる原因は色々ありますが、だいたい7~8割くらいの方は筋肉の緊張や筋疲労、冷えが原因となっていることが多いように思えます。
特に夏は暑さのためお風呂は湯舟に入らずシャワーで済ませる方も多いかと思います。悪くはないのですが、この場合、体の深部の血流が改善されないため乳酸などの老廃物が筋肉に蓄積して緊張が強くなり、そこに寝ている間は体温も下がるのでつりやすい状態になります。
足のつりを予防するためには、
①シャワーではなくなるべく湯船に入る
②ふくらはぎなどつりやすい筋肉を重点的にストレッチをする
③つりやすい筋肉をお風呂に入っている時やそれ以外でもよいので、しっかりマッサージをする
以上、3つ書いてみましたがこれらのことを少し続けて実行するうちに、足のつる頻度は減り、また予防にもなるかと思います。
足のつりで悩んでいる方がおりましたら参考にしてみてくださいね。
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