Blog記事一覧 > 首・肩の痛み、頭痛、五十肩 > 五十肩は自然に治るとも言われますが・・・
五十肩の痛みなど症状に悩まされている方は多いかと思います。
今現在、治療を受けている方、放って置いている方など様々だと思います。
五十肩の症状にはすこし特徴があります。肩を前や横、後ろに上げたり、髪の毛を洗う、エプロンを結ぶといったような動作で痛みが出たり、夜中寝ていて肩に痛みが出る、安静にしていてもズキズキする、数週間経っても症状が良くならないといった場合は五十肩の可能性があります。
五十肩は放って置いても自然に治ると言われたりもしますが、放って置いた場合、傷める前の状態に完全に戻すことは難しいです。五十肩には症状の大きな流れがあります。最初に炎症が起きる時期、炎症がなくなっていく時期、そして最後に拘縮といって関節、またはその周辺の軟部組織が硬くなります。
放って置いた場合、時間はかかりますが炎症は徐々に治まってきます。そしてその後、関節、その周辺の組織が固まります。最初の炎症が起きている時期に痛みのため筋肉などの軟部組織の緊張が出ますが、治療している場合に比べると筋肉を緩めたり痛みを和らげることができないため緊張がより強くでます。
よって炎症が引いて拘縮の時期になると、拘縮がより強くでる傾向にあります。ここから自分で肩のストレッチや運動をしても改善するには限界があります。
ですので、五十肩を早く治すためにも、また痛みを早く軽減し、拘縮を少しでも軽くするためにも肩の痛みなど五十肩の症状が出始めましたら早めに治療院等で適切な治療を受けることをおすすめします。
・五十肩の痛みは治らないとあきらめていませんか?冷湿布と温湿布のどちらを貼ったほうが良い?