こんにちは。宇都宮市弥生町にある柴﨑接骨院です。
よく患者さんから「冷湿布と温湿布のどちらを貼った方が良いのですか?」と質問されることがあります。
簡単に言いますと、足を捻った・何かにぶつけた・急に膝痛や腰痛がでてきた・ぎっくり腰になったなど、痛みが出てきてからあまり時間が経過してないものに対しては冷湿布を貼ります。
貼る期間としては、痛みが出始めてから長くても3,4日くらいです。
それに対して温湿布は、4,5日または1週間、1ヶ月と痛み始めてからすこし時間が経過した時に貼ります。
患部を冷やすと血管が収縮し、腫れや痛みを抑え、炎症が治まりやすくなります。
逆に患部を温めると、組織の血流が良くなり筋肉の緊張が緩和します。
湿布で患部を温めたり冷やしたりする効果があるのかというと、皮膚の温度を2~3度上げたり下げたりするくらいの効果はあると言われており、あとは鎮痛作用です。
温湿布や冷湿布を貼ると温かくまたは冷えるような感じはあるので、精神的な作用もあると思います。
それなので上記のような目安として書きました。
ここで注意が必要なのが、普段湿布でかぶれない方も温湿布ではかぶれる可能性があるということです。
温湿布にはトウガラシの成分が入っていることがあり、ピリピリとした刺激があり温かく感じるのですが、他の湿布等でかぶれなくてもこの温湿布ではかぶれることがあります。
私も湿布等でかぶれたりはしないのですが、この温湿布ではかぶれを起こしました。
冷湿布と温湿布のどちらを使った方が良いのか迷った時はぜひ参考にしてみてくださいね。