Blog記事一覧 > 首・肩の痛み、頭痛、五十肩 > 五十肩の痛みは治らないとあきらめていませんか?
こんにちは。宇都宮市にある柴﨑接骨院です。
五十肩の痛みは経験された方は分かると思いますが、辛いですよね。五十肩の症状は一般的に数か月くらいかかったりと長引くことが多いです。
放っておいても自然に治ると言われることもありますが、私が患者さんを施術していて感じることは、「五十肩になったけど放っておいたら治ったんです。」「自分で体操をしていたら治ったんです。」といって来院される患者さんがたまにいらっしゃいますが、左右の肩で手を挙げたり捻じったりと可動域を比べてみると、五十肩になった方の肩はなってない方に比べて可動域が約8割くらいになっていてすこし範囲が狭くなってくることが多いです。
それ以上に動かそうとすると痛みがでるため、その範囲内で生活している事が多いようです。
しかし、日常生活ではこの8割くらい肩の可動域があればさほど不都合が出ないため、治ったと感じている人が多いようです。
厳密に聞いてみると、シートベルトをしようとする動作や服を着ようとする動作で痛みが出たりもしていて、やはり治っているとはすこし言い難い状態です。自分で体操やストレッチをしていてもある程度症状は回復することができますが、自分でするとなるとやはり限界があります。
五十肩は最初に炎症が起こり、過度な筋肉の緊張、痛みのため関節を動かさなくなるので関節の動きも悪くなっています。動きを制限している原因をしっかり特定し、そこに狙いを定めて電気治療やマッサージやストレッチ、運動療法を行うことによって改善しやすい症状でもあります。
もちろん症状が出たら早めの治療がベストですが、たとえ数ヶ月、数年と時間がずいぶんと経過した症状でも適切な治療を行うことにより回復は望めます。
ですので、五十肩で症状が長引いているとしても諦めずに、放置して自分でマッサージやストレッチを行わずに治療院でしっかりとした治療を受けることをお勧めします。