Blog記事一覧 > 首・肩の痛み、頭痛、五十肩 > 五十肩や肩に痛みがある時の着替え方
五十肩など肩に痛みがある場合、日常生活に色々と支障が出てきますよね。
車に乗ってシートベルトを取る時、頭を洗うとき、洗濯物を干したり着替えなど、日常生活で意外に気になる場合は多いかと思います。
今回は肩に痛みがある時の着替え方について着目してみたいと思います。
肩の痛みが少ない、または動きが少し悪いくらいの程度ならば普通に洋服の脱ぎ着をしていても、あまり苦にはならないと思います。
しかし、安静にしていても痛みが出ていたり、動かした時の肩の痛みが強い場合は洋服の脱ぎ着はとても辛いですよね。
来院される患者さんの話を聞いてみると、痛みが強くても我慢していつも通りの洋服の脱ぎ着をされてる方は結構いらっしゃいます。
痛みを少しでも軽減するための洋服の脱ぎ着の仕方ですが、長袖のTシャツやセーターなどを着る時は先に痛みがある方の肩の袖を通し、次に頭、その次に痛みがない方の袖を通すといった順序です。
反対に脱ぐときは、痛みがない方の袖から頭、痛みがある方の肩の袖を最後に脱ぐといったような順序が一番痛みが少ない脱ぎ方です。
ジャケットやボタンシャツなどの脱ぎ着も同じ考えで、着る時は痛みのある方の袖を先に通し、痛みのない方の袖を最後に通すといった順序です。
脱ぐ時は、痛みのない袖から脱ぎ、痛みのある袖を最後に脱ぐといったような順番です。
少し手間はかかりますが、肩に痛みがある場合はこの脱ぎ着の仕方だとずいぶんと楽になる場合が多いです。五十肩や肩の痛みが強い方は、上記のような方法をぜひ参考にしてみてくださいね。
・肩の痛みが出た場合、むやみなリハビリや運動は症状を悪化させることにもなります