こんにちは。栃木県宇都宮市にある柴﨑接骨院です。
ぎっくり腰の患者さん・・・結構いらっしゃいます。
ぎっくり腰がクセになっているのですと言って来院される患者さん・・・これまた結構いらっしゃいます。
クセになるには原因があります。
患者さんに詳しく話を聞いてみると、
「ぎっくり腰にはなったが、湿布を貼って、時間が経ったら治りました。」
「病院で痛み止めの薬をもらい、痛みが止まったから治りました。」
「治療院で治療をしていて痛みが止まったから通うのをやめました。」
など、他にも色々ありますが、共通して言えることは自覚症状としての痛みは治ったが、根本的な原因は改善されてないということです。
「痛みがなくなる=治る」ではありません。「根本的な原因が改善する=治る」です。
なので、痛みを基準にして考えると、「治ったのになぜ毎年毎年ぎっくり腰になるんだろう?」といった現象に陥るのです。
そういった患者さんを触診してみると、腰背部・臀部・下肢のどこかに取り切れずに残った筋緊張、または関節のゆがみによる可動域制限が残っていることが多いです。
そのほか運動不足や姿勢の問題など、患者さんによって違いますが何かしら原因があります。
X線やMRIでは写らないため、「ぎっくり腰は持病なのであきらめています。」という患者さんもたまにいらっしゃいますが、治らないのは原因が改善していないからであって、しっかりと原因を見つけ出し、治療していくことにより再発しなくなる方がほとんどです。
・意外かもしれませんが、長時間デスクワークをする方に腰痛やぎっくり腰は多いです
交通事故でのむち打ちの痛みで悩んでいる方はそれなりにいらっしゃるかと思います。
そうなのです。交通事故は一瞬ですが、一度むち打ちになると回復するにはそれなりに時間がかかるのです。
しかし、ここで仕事など忙しいからといって治療をおろそかにしてしまうと、後々まで痛みなどの症状が残ったり、毎年梅雨の時期になると痛みが出るといったようなことになってしまいます。
むち打ちの症状は、首から背中にかけての違和感や痛み、頭痛、めまい、吐き気、しびれなど多岐に渡ります。
また、交通事故を起こしてすぐに症状は出ないで数日が経過してから出ることもあります。
ですので、交通事故を起こしてむち打ちになったら早めにしっかりとした治療が必要になってきます。
最初は病院や整形外科でX線などを撮り、治療を行う場合が多いと思いますが、その後の治療は接骨院でもできます。
事故後の治療は、自賠責保険を基本的に使うことになりますが、治療できる期間はある程度決められています。
なので、その限られた期間の中でしっかりと治療を行うことが必要になってきます。
それなので、自宅や職場から治療院が近いといったような通い易さが大切になってきます。
むち打ちの症状は回復に時間がかかることが多いですが、適切な治療をしっかりと受けることにより、後々まで症状が残ったり毎年梅雨の時期になると痛みが出るといったようなことはなくなってくると思います。
肉離れと聞くとサッカーやマラソンなど、スポーツでの怪我と思ってしまう方も多いかもしれません。
しかし、あまり普段から歩いてない方が旅行などで急に長距離歩くことになったり、信号が赤になりそうなので急に小走りをしたり、寝ている時に足がつった時などといったような場合でも肉離れを起こす時があります。
肉離れを起こした時は早めに治療を開始した方が良いことは言うまでもありませんが、対処としてはまずはなるべく歩かないようにして安静にすることが大切です。
歩く時は、傷めた方の足になるべく重心がかからないように逆の足でかばうようにすることが理想です。
そして、保冷剤(タオルで巻いたもの)や氷嚢などがあれば、患部をアイシングして終わったら冷湿布を貼って置くとなお良いです。
また、最近は薬局やスポーツ店、ネットなどでも販売されているのでサポーターを持っている方も多いかと思います。
サポーターと一言でいっても色々な種類がありますが、肉離れを起こした時に使用するサポーターは保温タイプのものが理想です。
大事な試合などどうしても動かなければならない場合は、ベルトが付いているサポーターで少し患部を圧迫した方が良いですが、このタイプのサポーターは運動時以外にも長時間してしまうと、圧迫することにより血流が悪くなるため回復が遅くなったり痛みが増したりする可能性があります。
ですので、この圧迫するタイプのサポーターは運動やスポーツなどをして患部に負担がかかる時で短時間に使用するのが理想です。
他にもサポーター全体に少し圧がかかるように出来ていて、パフォーマンスを上げるタイプのものもあります。
このタイプのものは治療用というより肉離れなど怪我を起こしてない時で、運動やスポーツをした時にパフォーマンスを上げるために使用するのが理想です。
それなので肉離れを起こした場合でサポーターをする時は基本的に保温タイプのものがおすすめです。
寝る時はどうしたら良いかといいますと、この保温タイプのサポーターで患部を保護してあげた方が早く回復しやすいです。他の圧迫するサポーター使用をしてしまうとつけた時は少し楽に感じるかもしれませんが、血流が悪くなるので時間が経つにつれむくみや痛みが出たり、回復が遅くなったりする可能性があります。
肉離れを起こしてどのようなサポーターを購入したらよいか、また寝る時はどうしたらよいかと迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
寝違えは誰にでも何回かは起こしたことがあるかと思います。
痛みの程度など、症状が軽い場合はそこまで問題はないかと思いますが、左右向くのが辛かったり上下方向を向くと痛みが出たりと、何かと日常生活で支障が出ることが多いと思います。
寝違えを起こしたら、早めに治療をした方が良いことは言うまでもありませんが、自宅にいる場合は冷湿布を貼り安静にしていた方が良いです。
たまに肩こりと勘違いをして、自分でマッサージやストレッチを行なってしまう方もいらっしゃいますが、寝違えたところにマッサージやストレッチを行なってしまうと痛みなどの症状が悪化するか回復が長引いてしまう原因となります。
昨日まで何ともなかったのに、朝起きたら首に痛みや違和感があるといった場合は寝違えを起こしている可能性がありますので、湿布を貼り安静にして、早めに治療院等を受診することをお勧めします。
寝違えを起こした時、寝る姿勢や寝方はどうしたらよいか?と悩む方もいらっしゃるかと思います。約5kgくらいある頭を首の筋肉で支えているので、起き上がる時も辛いですよね。
寝る姿勢は、基本的には傷めた痛い側を下にして横向きに寝る姿勢が負担が少ないです。この姿勢だと起き上がる時も傷めた反対側の筋肉を使うことになりますので、患部にかかる負担は減ります。
仰向けの姿勢はといいますと、重力の関係で頚椎の生理的湾曲(カーブ)が崩れるため、痛みが増えるかどうかは分かりませんが、多少なりとも負担はかかります。
ですので、寝違えを起こした場合は傷めた側を下にして横向きで寝て、朝起き上がる時もその向きのまま起き上がると患部にかかる負担が減るため理想です。
寝違えを起こして寝る姿勢で悩んでいる方がいらっしゃいましたらぜひ参考にしてみてくださいね。
ぎっくり腰は前触れもなく突然起こることが多いです。
当接骨院にもぎっくり腰で来院される患者さんはそれなりに多いのですが、来院される方から「床にある物を取ろうとかがんだ時に痛みがきました」、または「トイレから立ち上がろうとした時にぎっくり腰になりました」などと言って来られることがあります。
そうなのです。このようにぎっくり腰は突然起こることが多いのです。前触れがあればすこしはかばったり対処することもできるのですが…。症状の程度は軽いものから重いものまで様々です。
症状が重いもの…痛みが強い場合は、早めに治療院等で治療を受ける方が多いかと思います。逆に痛みがそこまで強くなく、症状の程度が軽い場合はそのまま放って置いてしまう方もいらっしゃるかと思います。
それで痛みが引き、再度ぎっくり腰を繰り返さない方もおりますが、中には「痛みは引いたのだけれど、毎年ぎっくり腰を起こすようになりました」と、いうように症状を繰り返す方もいらっしゃいます。
ぎっくり腰の症状は痛みがなくなったから完治ではありません。患部周辺の筋肉の緊張や関節のゆがみが残っている場合があります。
ですので、痛みがなくなったから自然治癒したと思うかもしれませんが、そのような場合もありますので、ぎっくり腰を起こしたら早めに接骨院などの治療院で適切な治療を受けることをお勧めします。
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足首を捻ったときはもちろん、手をついたり布団を干したりといったようなちょっとした動作でも捻挫をする場合があります。捻挫は10代の頃など若い時は治りが早いですが、年齢が上がるにつれ徐々に回復が遅くなってきます。
特に60~70代以降の年配の方になってくると、なおさら回復が遅くなります。そこまで程度が強くない捻挫で1~2か月経過しても完全に痛みが引かないケースもそれなりに出てきます。
10代くらいの年齢だと代謝も盛んで60~70歳代以降の方と比べると回復の早さは大きく変わってきます。
また、捻挫は痛みなど症状が少ないからといって放置してしまうと、後で癖になって繰り返して傷めたり、完全に回復せずに後々まで痛みが残ってしまう場合が出てきてしまいます。
捻挫をして痛みが完全に治らない場合は、関節のゆがみや筋肉の緊張が残っていたりと何かしら原因が考えられます。
しっかりと治療をしてそれらの原因を取り除けば、痛みがなくなることが多いです。
捻挫を起こした場合は上記のようなことが考えられますので、年齢や症状の程度に関係なく早めに接骨院などの治療院で適切な治療を受けることをお勧めします。
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涼しい日が続いていますが、9月に入ったのでもうこの先はそこまで暑い日はなくなるでしょうかね。
日中も真夏程の暑さはなくなってくると思うので、散歩や買い物などすこし外出しやすくなるのではないでしょうか。
体を動かしたり有酸素運動という意味合いで、たまに患者さんから「自転車と歩くのはどちらが良いですか?」といったような質問をされることがあります。
私としては断然歩くことをすすめています。
車に乗ったり運動をしないで家の中にいることに比べたら、自転車でも良いのですが歩くことと比べてしまうと断然歩くことの方が良いです。
ジムでエアロバイクをする場合や、自転車で長距離サイクリングするといった場合はまた話が別になりますが、買い物など自宅近辺を自転車で走る場合は大して筋肉を使うわけではありません。
慣性の法則でもありますが、ある程度ペダルをこいでスピードがでるとその後はそんなに力を入れてこがなくても、進んでいきますのでそこまで筋肉は使いません。
対して歩くとなると、当たり前ですが歩かないと前に進んでいきません。下半身、上半身、腕の筋肉と使う筋肉が多いです。
同じ時間、自転車に乗るのと歩くのでは歩いた方が断然早く体が温まってくることからも分かるかと思います。
最近は涼しい日が続いていますので、この機会に体の健康のためにも歩くことをおすすめします。
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