⑥寝る時は仰向けの姿勢だけにならないようにし、横向きにも寝るようにする。
仰向けの姿勢がダメとは言いませんが、寝返りを打たずにそのような姿勢のままでいると腰に負担がかかります。人間の背骨はS字状に湾曲しています。ちょうど腰椎のところで前湾していますが、仰向けで寝ていると重力の関係でこの前湾が押し下げられる状態になります。必然的に腰部の筋肉に負荷がかかってきます。それに比べて横向きで寝ると背骨のS字状の湾曲が保たれやすくなり、負担が少ないです。
以上6つ書きましたが、全部取り入れるのは無理だという人でも1つや2つでも日常の生活に取り入れることにより、腰痛やぎっくり腰の予防になるのではないかと思います。
③適度な運動や体操をする。
当たり前のことかもしれませんが、やはり運動不足の人の方が腰痛やぎっくり腰になりやすいです。一番良いのは毎日ラジオ体操やウォーキングをしたり、スポーツジムやヨガなどの教室に通うことです。難しいかもしれませんが、これは続けることが大事です。「忙しくてそんな時間がない!」って方もいらっしゃるかと思います。そんな方は立った状態で前後屈、椅子に座った状態で下半身を固定しその状態から上半身を左右に捻れるとこまでストレッチをする。この体操を続けるだけでも、何もしない場合よりかなり予防できます。
④お風呂はシャワーだけでなく、お湯に浸かる。
簡単で手っ取り早いのですが、案外見落としがちな点がこの④です。最近は暑い日やそうでなくてもシャワーで済ませ、お湯に浸からない方がずいぶん増えています。お湯は熱めでなくぬるま湯でも良いので、お湯に浸かることをおすすめします。シャワーだけの時よりも体全体の血流が良くなり、筋肉の硬さや緊張がとれやすくなります。よって腰痛やぎっくり腰の予防になります。
また、腰痛やぎっくり腰になった方は2、3日以降であればお湯に浸かって温めた方が治りが早くなります。
⑤床に座らず、イスに座るようにする。
床に座る場合、あぐらにしても両足を前に出す姿勢でも最初は腰をまっすぐにしているかもしれませんが、時間が経てば徐々に丸くなっていくことが多いです。この猫背の姿勢は腰背部の筋肉や関節にかける負担が大きいです。座椅子などを使用し、深く座り背もたれに寄りかかった方が負担は減ります。ですが、やはり椅子に深く腰掛けて背もたれに寄りかかり、股関節と膝関節を曲げた状態にする。この姿勢の方が腰にとっては負担が少ないです。
長くなりそうなので、続きは次回の記事で書きます。
ぎっくり腰になった方はわかると思いますが、もう二度となりたくないですよね。(私も経験者です。もちろん自分で治しましたが・・・。)
患者さんから、「どうしたらぎっくり腰にならずにすみますか?」「どうしたらぎっくり腰を予防できますか?」と聞かれることが多いので、予防法についてここに書いていきたいと思います。
①中腰での作業をしないようにする。または減らす。
②長時間のデスクワークを避ける。
③適度な運動や体操をする。
④お風呂はシャワーだけでなく、お湯に浸かる。
⑤床に座らず、イスに座るようにする。
⑥寝る時は仰向けの姿勢だけにならないようにし、横向きにも寝るようにする。
以上6つ書いてみましたが、意外に逆のことをしている方も多いのではないかと思います。
①中腰での作業をしないようにする。または減らす。
腰部の筋肉に大きな負荷をかけます。中腰でする作業の回数や時間が多くなるごとに、その周囲の筋肉に乳酸や老廃物がたまり筋肉が硬くなることによりぎっくり腰になりやすくなります。改善点としては、中腰で作業をするのではなく、椅子に座って行うまたは、しゃがんだ姿勢で片膝を立てて行うなど腰をまっすぐにした状態で行うことがポイントです。
②長時間のデスクワークを避ける。
長時間、同じ姿勢でいることによりある一定の筋肉が収縮し続ける状態になります。よって血流が悪くなり筋肉の緊張が強くなるため損傷しやすくなります。長時間のデスクワークはなるべく避けるに越したことはありません。仕事で避けられない場合は、座りっぱなしではなくこまめに手洗いに行くなどして休息をとり、休みの日にはウォーキングやジムに行くなどして体を動かすことが理想です。
長くなりそうなので、続きは次回の記事で書きます。
こんにちは、栃木県宇都宮市の柴﨑接骨院です!
すみません、訂正が一つあります。
診察券に「柴崎接骨院」と表記されていますが、正式には「柴﨑接骨院」です。
PCでの変換の関係により、「崎」となりましたが正式には「﨑」です。
PCやスマホでHPを検索するときも「柴﨑接骨院」で検索をお願いします。
前回の記事の続きになります。
頭痛を治すには治療が必要です。
ポイントは原因となっている筋肉を緩めることです。
関係ない筋肉を緩めても効果はありません。
あくまでも原因となっている筋肉です。
それに加えて必要なのは姿勢です。
不良姿勢が良くないということは誰もが知っていることだと思いますが、ここで言いたいのは頭痛になりやすい姿勢があるということです。
つまり原因となっている筋肉に負担をかける姿勢です。
せっかく治療で良くなっても、その姿勢をとっていると頭痛が出てくるのは時間の問題です。
当院では症状に対してピンポイントで施術することに加え、姿勢の指導を行うことにより症状を根本的に改善し、再発しにくい状態に持っていけると考えております。
こんにちは。柴﨑接骨院です。
頭痛に悩んでいる方は多いですよね。
頭痛には偏頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛などさまざまな種類がありますが、最も多いのが緊張型頭痛で全体の約80%を占めると言われています。
もちろん中には重大な病気が潜んでいることもあり、病院での検査は必要です。
私も数年前までは頭痛持ちでした。
学校に向かう電車の中で座って寝ていると頭痛がして、机に向かって勉強していると頭痛がして、日に日に酷くなり、頻度も多くなり、週に何回かは必ず症状がでていました。酷いときは友人と飲みに行ってお酒を飲むと、その場から症状がでてきます。ここまでくると自分でも笑えてきます(涙)
「これは持病だから治らないんだ」と、勝手に決め込んでいた自分がいました。
たいした治療はしてなかったのに・・・。
それからは自分が治療家ということもあり、自分を実験台にして色々研究してみました。解剖学の本を調べてみたり、いろいろ姿勢を変えてみたり、いろいろな電気治療をしてみたりと、出来ることはそれなりにやってみました。
その結果、今は頭痛がほぼ完全になくなりました。お酒も美味しく飲んでいます。もちろん二日酔いはありますが、以前みたく飲み始めたらすぐに症状がでることはなくなりました。患者さんを施術していても、改善していく方は多いです。
すこし長くなりましたので続きは次回の記事に書きます。
前回の続きです。
一回示談してしまうと自賠責保険での治療は終了してしまいます。
自賠責保険を使えるからといっても、長々と治療できるわけではありません。
治療できる期間はある程度決まっています。
それなので、早い時期に来れる範囲でしっかりと治療をすることをお勧めします。
また、痛みや症状がなくなってもすぐに示談せず、すこし様子を見て症状が再度でないようならそうするという形でも遅くないと思っております。
完治してないのに早々と示談してしまったり、保険会社の担当の方にきつく言われたといった理由で示談してしまうことはもったいないです。
そのような時はあくまで「慎重に」です。