Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 | 宇都宮市でぎっくり腰・腰痛・交通事故治療なら柴﨑接骨院 - Part 12の記事一覧
こんにちは。柴﨑接骨院です。
糖尿病を患っている方のケガ(肉離れ、捻挫、打撲、骨折、脱臼、スポーツによるケガなど)の治りは遅いか?
答えはYesです。
なぜ糖尿病を患っている方のケガの治りが遅いかというと、代謝異常のため新陳代謝がうまく行われないため治りが遅くなります。
糖尿病で血糖が高い状態では、細胞に新陳代謝に必要なエネルギーがうまく取り込むことができず、エネルギー不足となるため代謝がスムーズに行われなくなります。
また、高血糖により血流が悪くなったり血管が障害されたりすると、細胞に十分な酸素が行き渡らなくなることもあり、これも新陳代謝がうまく行われなくなる原因となります。
細胞に酸素が行き渡らなくなると、酸欠になるため働きが悪くなるためです。
糖尿病を患っている方で、ケガをした場合はこのようなことから健康な状態の時より治るまでに時間がかかります。
若い頃は怪我をしても治りが早かったのに、最近はなかなか治らない。と思っている方はもしかしたら、この糖尿病が原因かもしれません。
当院では捻挫や肉離れ、打撲、骨折など怪我をした患者さんで、糖尿病を患っている方にはそのように回復までに時間がかかることを説明し、納得してもらえるように努めております。
治るまでに時間はかかりますが、治らないわけではありません。
ですので、治らないと決めつけるのではなく、すこし治療期間を長めに考えてしっかりとした治療を受けることをおすすめします。
こんにちは、宇都宮市の柴﨑接骨院です。
タイトルにも書きましたが、肉離れ・捻挫・打撲などの日常生活でのケガやスポーツでのケガをした後にお酒などのアルコールは飲んでも良いか?
答えはNOです。
お酒などのアルコールを飲むと、血管が拡張し血流が良くなります。要するに損傷した組織からの出血量が増え、炎症が強くなり腫れや痛みも強くなるため症状が悪化します。
また、痛みも鈍くなるため知らず知らずのうちに患部に負担がかかるような無理な動きをしてしまい、結果として症状が悪化してしまいます。
毎日お酒を飲んでいて、飲まないとかえってストレスになるっておっしゃる患者さんもたまにはおります。
そういう方の場合、ストレスがたまっても症状の治りは遅くなりますので、症状が悪化することを承知の上でならいつもより控えめにして飲んでも良いと思います。
ケガをしてから基本的に4~5日はお酒を控えたほうがよいです。
そして、お酒を飲むにしろ飲まないにしろ、怪我をしたら早めに病院や整形外科などの医療機関や接骨院を受診することをおすすめします。
こんにちは。宇都宮市の柴﨑接骨院です。
足首を捻挫したときや、肉離れ、突き指などの日常生活またはスポーツでのケガをしてしまった場合どうしたら良いか。
まず、一番簡単で手っ取り早く、なおかつ効果があるものといえば「アイシング」です。
外傷を負ってしまった患部は、組織が損傷しているのでそこから炎症が起こり、熱をもち腫れがでてきます。
そこから生体の治癒機構が働くわけですが、この状態のまま放置していると動いた時に傷口が広がり症状が悪化したり、また動かなくても損傷した組織から内出血や腫れどんどんでてきます。
動いた時に損傷した組織の傷口が広がらないように、患部を圧迫したり固定したりすることはもちろん大切です。
それに加えてもう一つ大切なことはアイシングで患部を冷やすことです。
患部を冷やすことによって、血流を低下させ損傷組織の代謝を減らすことで組織の低酸素状態や浮腫を減らすことができます。
また、患部の熱を冷まし、神経の活動を低下させることによって痛みも緩和します。
アイシングの仕方は、バケツに水を張ってその中に氷を入れたり、保冷剤、氷のうなどで行いますが、氷がない場合は水道水を入れたビニール袋で代用もできます。
保冷剤を使用するときはそのまま直接患部に当てると、凍傷することもありますので、タオルなどで包んでから当てるようにしましょう。
1箇所アイシングする目安の時間は15~20分くらいです。
アイシングや固定したりして応急処置が終わったら、症状を早く治すためにも病院や整形外科などの医療機関や接骨院を受診することをおすすめします。
こんにちは、栃木県宇都宮市の柴﨑接骨院です。
膝の痛みにはオスグッド病というのもがあります。これも比較的に多いスポーツ障害の1つです。
10~15歳くらいで、ジャンプやダッシュなどの動作を繰り返す成長期のお子さんに多いです。
症状は膝のお皿の下にある脛骨結節という部分が腫れたり突出してきて、運動時にこの部分に痛みがでます。この部分を押しても痛みがでます。
原因は大腿四頭筋(ふとももの前にある筋肉)が膝蓋骨(膝のお皿)を介して脛骨結節(お皿の下の少し出っ張った骨の部分)に付着しますが、ジャンプやダッシュなどの動作を繰り返すことにより、この四頭筋による強い牽引力が脛骨結節部に繰り返し加わり炎症を起こし発症します。
治療としては大腿四頭筋の緊張が強いことが多のでこの四頭筋の緊張を取り、患部の炎症を抑える治療を行います。また、骨格や骨盤などの関節のゆがみが症状を長引かせている場合もありますので、その時は矯正して患部にかかる負担を減らします。
治療期間としてはある程度日数がかかる場合が比較的多いのですが、スポーツなど運動は完全にやめなくても負荷を軽めにした上で続けることは可能です。放っておくと悪化して治るまでにさらに時間がかかってしまう場合もありますので、症状が出てきたら早めに接骨院などの治療院で適切な治療を受けることをお勧めします。
こんにちは、宇都宮市の柴﨑接骨院です。
「テニス肘」。肘のスポーツ障害の一つで比較的多い疾患です。
正式名称は上腕骨外側上顆炎といいます。
テニス肘は、肘周辺に付いている手首や指を動かす筋肉や腱が炎症を起こし、痛みがでる症状です。
テニスをしている人に多いことからテニス肘と呼ばれていますが、それ以外の人でも手首や腕を良く使う人には発症しやすいです。
起こりやすい原因としては、
①テニスのプレー動作で特にバックハンドを繰り返ししていると発症します。
②雑巾を絞ったり、すこし重い鍋を持ったりといった家事仕事でも起こります。
③意外に思えるかもしれませんが、マウスやキーボードを使うパソコン作業を長時間を行う方も発症しやすいです。
長時間パソコンを使うことにより、指や手首を動かす筋肉に負担や疲労がたまり炎症を起こすことがあります。
テニス肘も予防が大切です。腕の筋肉をたくさん使った時や疲れた時は、お風呂でゆっくり温まったり、自分で腕の筋肉をマッサージしたりストレッチを行う事が重要です。
しかし、テニス肘が発症して痛みが出てきてしまった場合は、やみくもにストレッチやマッサージをすることはNGです。
炎症など症状を悪化させてしまう可能性があります。
放って置いても、比較的治りが悪い症状です。
慢性化する前に、病院や整形外科などの医療機関や接骨院を受診することをおすすめします。
こんにちは。栃木県宇都宮市の柴﨑接骨院です。
朝起きてからすこしの間、アキレス腱付近に痛みがでる。歩き始めに踵の後ろの方に痛みがでる。
このような症状が出たら、それはアキレス腱炎かもしれません。
主な原因としては、
①オーバーユース(使いすぎ)
②ふくらはぎの筋肉の柔軟性の低下
③自分に合わない靴を履いている
などが挙げられます。
①オーバーユース(使いすぎ)
スポーツや趣味で走ることが多い人に発症しやすいです。また、普段あまり歩かない人がハイキングや山登りなどして急に長距離を歩いた場合なども同じく発症しやすいです。
②ふくらはぎの筋肉の柔軟性の低下
ふくらはぎの筋肉である腓腹筋やヒラメ筋に疲労が溜まったり、筋肉の緊張が強くなったりして柔軟性が低下した場合も起こります。
③自分に合わない靴を履いている
靴底がすり減っていたり、靴が大きかったり小さかったりとサイズが合わなかったり、クッション性がなかったりした場合もアキレス腱に負担がかかるため、発症しやすいです。
歩いたり走ったり、つま先立ちをしてアキレス腱付近に痛みが出るので、比較的分かりやすいと思います。患部を休ませたり負担を減らすことは大事ですが、それに加えて治療を行うことがとても重要になってきます。
日常生活で立ち座り、歩行動作など常に負担が避けられないのがこのアキレス腱です。
ですので、放って置くと長引きやすい症状の一つです。
来院される患者さんで、「痛みがあるので、しっかりストレッチをしています」、または「お風呂上がりによくマッサージをしているのですが、痛みが引きません」と言って、治療に来られる方もいらっしゃいます。
しかし、基本的に痛みがある部位のストレッチやマッサージはNGです。
症状が良くなるどころか悪化したり、慢性化してしまう可能性があります。
当接骨院では、電気治療や手技療法、テーピングなど、患部の状態に合わせた治療を行い、早期の回復を図ります。
一般的に治るまで時間がかかりやすいアキレス腱炎ですが、症状に合わせた適切な治療を行えば比較的スムーズに治る症状でもあります。
上記のような症状がありましたらお気軽にご相談ください。
こんにちは、宇都宮市にある柴﨑接骨院です。
鵞足炎(がそくえん)。膝の内側部に痛みが出る疾患ですがこれもスポーツをしている人に多いです。
ランニングなどで起こりやすく、サッカーやバスケットボール・バレーボールなど切り返しや膝の曲げ伸ばしの多いスポーツでも発症します。
鵞足とは、膝の内側には薄筋、縫工筋、そして半腱様筋の3つの筋肉があり、それらの筋肉が腱となって集まって骨に付着している部分があります。
この腱となり集まって骨に付着している形がガチョウの足に似ていることから鵞足と言われています。
そこで炎症を起こしたものを鵞足炎というわけです。
症状としては膝の内側にあるこの鵞足の部分を押すと痛みが出たり、膝の曲げ伸ばしで痛みが出たりします。腫れたり熱感、安静時の痛みが出ることもあります。
痛みの程度は比較的軽いことが多いです。
ですが、無理なストレッチや過度な練習の負担をかけ続けると、症状が長引いたり悪化することにもつながります。
痛みを我慢したままだと、力を十分に発揮できなかったりとパフォーマンスの低下にもつながります。
治療すれば比較的早く治る症状でもありますので、早めの治療開始をおすすめします。
鵞足炎でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。