Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 > 日常生活やスポーツで外傷を負ったときの「アイシング」
こんにちは。宇都宮市の柴﨑接骨院です。
足首を捻挫したときや、肉離れ、突き指などの日常生活またはスポーツでのケガをしてしまった場合どうしたら良いか。
まず、一番簡単で手っ取り早く、なおかつ効果があるものといえば「アイシング」です。
外傷を負ってしまった患部は、組織が損傷しているのでそこから炎症が起こり、熱をもち腫れがでてきます。
そこから生体の治癒機構が働くわけですが、この状態のまま放置していると動いた時に傷口が広がり症状が悪化したり、また動かなくても損傷した組織から内出血や腫れどんどんでてきます。
動いた時に損傷した組織の傷口が広がらないように、患部を圧迫したり固定したりすることはもちろん大切です。
それに加えてもう一つ大切なことはアイシングで患部を冷やすことです。
患部を冷やすことによって、血流を低下させ損傷組織の代謝を減らすことで組織の低酸素状態や浮腫を減らすことができます。
また、患部の熱を冷まし、神経の活動を低下させることによって痛みも緩和します。
アイシングの仕方は、バケツに水を張ってその中に氷を入れたり、保冷剤、氷のうなどで行いますが、氷がない場合は水道水を入れたビニール袋で代用もできます。
保冷剤を使用するときはそのまま直接患部に当てると、凍傷することもありますので、タオルなどで包んでから当てるようにしましょう。
1箇所アイシングする目安の時間は15~20分くらいです。
アイシングや固定したりして応急処置が終わったら、症状を早く治すためにも病院や整形外科などの医療機関や接骨院を受診することをおすすめします。