Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 > テニス肘の治療
こんにちは、宇都宮市の柴﨑接骨院です。
「テニス肘」。肘のスポーツ障害の一つで比較的多い疾患です。
正式名称は上腕骨外側上顆炎といいます。
テニス肘は、肘周辺に付いている手首や指を動かす筋肉や腱が炎症を起こし、痛みがでる症状です。
テニスをしている人に多いことからテニス肘と呼ばれていますが、それ以外の人でも手首や腕を良く使う人には発症しやすいです。
起こりやすい原因としては、
①テニスのプレー動作で特にバックハンドを繰り返ししていると発症します。
②雑巾を絞ったり、すこし重い鍋を持ったりといった家事仕事でも起こります。
③意外に思えるかもしれませんが、マウスやキーボードを使うパソコン作業を長時間を行う方も発症しやすいです。
長時間パソコンを使うことにより、指や手首を動かす筋肉に負担や疲労がたまり炎症を起こすことがあります。
テニス肘も予防が大切です。腕の筋肉をたくさん使った時や疲れた時は、お風呂でゆっくり温まったり、自分で腕の筋肉をマッサージしたりストレッチを行う事が重要です。
しかし、テニス肘が発症して痛みが出てきてしまった場合は、やみくもにストレッチやマッサージをすることはNGです。
炎症など症状を悪化させてしまう可能性があります。
放って置いても、比較的治りが悪い症状です。
慢性化する前に、病院や整形外科などの医療機関や接骨院を受診することをおすすめします。