来院される患者さんから「筋トレとストレッチはどちらをした方が良いですか?」、または「筋トレをした方が良いですか?」といったようなことを聞かれることがあります。
これはもちろん急性期の症状は厳禁ですが、痛みなどの症状が大分落ち着いた、もしくは治った場合を想定した上での話になりますが、私としてはストレッチをお勧めします。
もちろん、筋トレとストレッチの両方できるというのであれば両方行うことに越したことはありませんが、どちらか片方であればストレッチの方が良いです。
ストレッチを行い関節や筋肉の柔軟性を高めることによって、傷めにくく今後の予防につながります。
筋トレをして筋力をつけてももちろん予防になりますが、筋肉や関節の柔軟性が低下している人が急に筋トレを始めると、その負荷に耐えきれず筋肉や関節などの軟部組織を損傷することがあります。
ですので、どちらか片方というならストレッチが良いですが、理想をいいますとストレッチをして少し体の柔軟性がでてきたら、筋トレも併用して行うとより怪我の予防をすることができると思います。
・膝痛の治りかけの時、スポーツでの再負傷には注意してくださいね