Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 > 歩いていて踵や足の裏に痛みが出る場合、それは足底筋膜炎かもしれません
足底筋膜炎というとあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、この症状で来院される患者さんはそれなりにいらっしゃいます。
バスケットボールやサッカーなどスポーツをしている方はもちろん起こしやすいですが、スポーツをしてない方でも仕事で長時間立っている、または階段の上がり下りが多い、長距離歩くことが多いといったような動作でも発症します。
足底筋膜に繰り返しの負担がかかることによって微小断裂を起こし炎症を起こします。
症状としては、腫れや押した時の痛み、安静時や歩行時、また朝起きてからの歩き出しの一歩で痛みがでるといったようなものまであります。
来院される患者さんの中には、自分でストレッチやマッサージをされる方もそれなりにいらっしゃいます。しかし、この症状は足底筋膜を損傷して炎症を起こしていますので、ストレッチやマッサージなどを行ってしまうと症状が悪化、または回復が長引くことが多いです。
ですので、足の裏に痛みがでたら冷湿布などで一時的にしのいで、早めに接骨院などの治療院を受診して適切な治療を受けることをおすすめします。
足底筋膜炎は治療をすれば比較的早く回復する症状でもありますので、放置せずに早めに治療を行うことが理想です。
・長時間パソコン作業をしていて、姿勢を変えるときに筋肉を傷めることがあります