最近の来院される患者さんで増えているのは、「特に負担をかけた覚えはないのですが、朝起きたら腰の痛みが強かったです」、または「ひねった覚えはないけど、手首に急に痛みが出てきました」といって来院される方が増えています。
手や腰などひねった自覚はないとのことです。しかし、詳しく話を聞いてみると、「前日に草むしりをしました」「稲刈りをしました」などといったことを話される場合が多いです。
思い切り自分ではひねった覚えがなくても、その草むしりや稲刈りなどの作業中、くり返し使っているうちに筋肉や関節の組織を損傷したと考えられます。その損傷した直後は、傷口も小さいためさほど痛みも気にならなかったのかもしれませんが、知らずに使っているうちに徐々に傷口が広がり炎症が強くなり、翌日朝起きたころには痛みが強くなっているということです。
やっぱり体は正直なので、使った分の負担はしっかりとそのような症状で出てきます。まあ、その痛みなどの信号を発するから、「少し安静にしよう」、「作業時間を減らそう」と傷めた患部をかばうようになるのです。
痛みを感じなくかばわなかったら、どんどん傷口が広がる一方ですからね。人間の体は正直です。
何か傷めた場合は、早めに施術もした方が回復も早いので、その時は遠慮なくご相談ください!
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