よく来院される患者さんから「病院に行ったらその痛みは年ですと言われました・・・」、または「整形外科を受診したら加齢ですと言われました」と話される方がたまにいらっしゃいます。
年々人間の体は衰えていくので、筋肉や関節の組織も徐々に弱くなり傷めやすくなります。また、傷めるだけでなく回復も遅くなります。若い頃はどこか怪我をしても2~3日くらいしたら痛みがあまり気にならなくなったのに、最近は1週間たっても全然治らないですと言った声もたまに聞きます。
そうなのです。年々回復するのに時間がかかるようになってきます。厳密に言いますと20代くらいは放って置いても治る場合が多いです。30代に入ると治るのに少し時間がかかってきます。40代くらいになってくると放っておいたら治らない症状がぼつぼつ出てきます。
後は50代60代と10年増すごとに回復の遅さがはっきり増します。もちろん個人差はあるので、回復力が高く40~50代でも放って置いても治ってしまうという人も中にはいるかと思います。
しかし、大半の人は回復力が落ちてくるのが顕著に分かると思います。私も40代に近くなってきましたが、回復に時間がかかり治りにくくなってきた症状もちらほら出てきました。年には勝てませんね^^;
でも、悲観していけないのは完全に回復力がなくなったわけではないという事です。回復は遅くなるけど、回復力はあるので傷めたところを施術して回復力を高めてあげれば症状は改善していくという事です。
時間が経てば経つほど治りは遅くなるので、どこか傷めた場合は早めに施術を受けるのが理想です。
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