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捻挫をしたときは湿布とサポーターのどちらがよいですか?

2019.03.05 | Category: スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛

「捻挫をしたときは湿布とサポーターのどちらがよいですか?」といった内容の質問を来院される患者さんから受けることがあります。大方は「捻挫をした直後で、自宅で自分で対処する方法としてはどうしたらよいか?」という意味が含まれていると思うのですが。

捻挫とは手首や足首などの関節をひねって、靭帯などの関節を構成する組織を損傷したことをいいます。

 

結論から言いますと、捻挫した直後は湿布の方が良いです。捻挫をした直後は傷ついた組織から出血して炎症を起こし徐々に腫れが出てきます。なので、この時にサポーターをして患部またはその周辺を締めつけてしまうと、痛みがかえって強くなる可能性があります。

 

サポーターは関節を固定して動きを制限する意味ではよいので、スポーツなどの大会や試合で痛みを我慢してでなければならない時など、一時的に患部を保護する意味では有効です。しかし、サポーターを長時間つけたままにしていると、やはり血流が悪くなり損傷した組織の回復が遅くなりますので長時間つけることはあまりおすすめできません。

 

そういった意味合いでも、捻挫をした直後は冷湿布の方が良いです。また、氷やアイスノンなどで患部を冷やすことも効果的です。でも、これはあくまで応急的な処置なので、早めに治すためにも接骨院や整骨院などの治療院で適切な施術を受けることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

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