来院される患者さんから「家事をしていて手に痛みが出て放って置いたのですが、なかなか治らなかったです」、または「階段を下りていた時に膝に痛みが出たのですが、ずっと我慢してました」といって来られる方もいらっしゃいます。
結論からいいますと、治療は傷めてから早ければ早いほど症状の治りも早くなります。怪我などして傷めた場合は、体が緊急事態となり傷ついた組織を早く治そうという人間の持っている力が働きます。
しかし、傷めてから時間が経過すればするほど傷ついた組織は修復されていくのですが、それと同時にそこをかばうため周辺の筋肉の緊張がでてきます。この筋肉の硬さが出てくると周辺の血流が悪くなり痛みの原因となります。また関節のゆがみの原因にもなることがあるので、なおさら回復が遅くなり慢性痛に移行したりする場合もあります。
なので、治そうという自然治癒力が高まっているときに治療をしてしまった方が、時間が経ってから治療を行うより早く回復するというわけです。
怪我など痛みや違和感などの症状がでましたら、我慢せずに早めに接骨院や整骨院などの治療院で適切な施術を受けることをおすすめします。
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