Blog記事一覧 > ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛 > 腰痛やぎっくり腰は朝起き上がる時の痛みが一番強いかもしれません
腰痛やぎっくり腰で悩んでいる方は多いかと思います。特にぎっくり腰では普段の日常生活でも、顔を洗ったりズボンや靴下を履いたり、イスの立ち座りといったような動作でも支障が出てくる場合が多いです。
その中でもとくに朝、寝床から起き上がる動作が一番辛いかもしれません。
来院される患者さんでも「数日前にぎっくり腰になりましたが、朝起きるのが痛みが強くて一番つらいです」、または「ぎっくり腰になって安静にしていたら痛みはずいぶん引いたのですが、朝起き上がる動作だけがつらいです」といって来られる患者さんもいらっしゃいます。
人間は寝ている間は活動をしないため体温が下がり血流は悪くなります。それでいて、寝ている間は同じ姿勢でいる時間が長く筋肉や関節は一時的に硬くなりがちです。
そのため、朝急に体を動かそうとすると痛みを強く感じる場合が多いのです。でもその場合は、少し動き出して体が温まってくると緩和することが多いです。
ですので、急に起き上がろうとすると痛い目に合うので、寝床で寝たまま手や足から始まり順に膝、肩、上半身、下半身といったように少しづつ動かしていき、体がすこし温まってからゆっくりと起き上がることをお勧めします。
その方が、痛みは強く出るかもしれませんが急に起きる時に比べると、少し楽になるのではないかと思います。
腰痛やぎっくり腰になり朝起き上がる時に辛い思いをされている方は参考にしてみてくださいね。
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