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椅子に座る時には背もたれを使った方が腰痛の予防になります

2019.03.08 | Category: ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛

昨今はパソコンやスマホなどを使う機会がかなり増え、椅子に座る時間も必然的に長くなってしまうかと思います。仕事ではもちろん、休日など自宅にいる時間でも座っている時間が長くなっているのではないでしょうか。

それなので椅子にどのような姿勢で座るのかといったように、座る姿勢が重要になってきます。

 

座る姿勢と一言でいっても注意点はたくさんあるのですがここでは細かい事は省くとしまして、基本的には背もたれを使った方が腰にかかる負担が少ないため腰痛の予防になります。

来院される患者さんの椅子の座り方を聞いてみても色々あり千差万別なのですが、椅子に深く腰掛け、背もたれを使うだけでも腰にかかる負担はかなり軽減されます。増してや座る時間が長くなるとなおさらです。

 

背もたれを使わないで座っていると体を支えるために腰や背中の筋肉をずっと使い続けることになるので、緊張し続ける状態になります。また、時間が長くなってくると疲れて背中が丸くなり猫背の状態になります。

逆に猫背にならないように意識をしている方は常に真っ直ぐの姿勢を保つことになり、腰や背中の筋肉も緊張がさらに強くなります。このような方の中には逆にそり過ぎて反り腰の姿勢になり、これが原因で肩こりや腰痛になる方もいらっしゃいます。

 

椅子に座る時ではなく床に座る時も同じような事がいえます。

正座の姿勢は一見見た目はきれいなような感じがしますが、やはり時間が長くなると疲れて背中が丸くなるので猫背になりやすいです。あぐらの姿勢はもうすでに背中が丸くなっているので長時間はNGです。

なので、床に座る時も座椅子などを使い深く腰掛けて背もたれに寄りかかった方が腰にかかる負担は少ないです。

 

今まで座る時に背もたれを使っていなかった方は、この事を注意するだけでも腰にかかる負担が減り腰痛の予防になりますので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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院長柴﨑 豊和


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