普段の日常生活で指や手首に痛みが出ることはあるかと思います。指や手首の関節の捻挫や周辺の筋肉の損傷だったり、ばね指などの腱鞘炎だったりすることもあるかと思います。
インターネットの色々なサイトや健康関連の本などを見ても、自分でできるマッサージやストレッチの方法が紹介されていることがあります。炎症や痛みが初期のころよりずいぶん治まり、柔軟性を高めた方が良い時期には行った方が良いのですが炎症が起きていたり痛みが強い時期に行ってしまいますと、逆に症状が悪化する可能性があります。
来院される患者さんで「手首を少し前に傷めて、ネットに書いてあったストレッチを毎日行っていたのですがなかなか良くなりません」、または「指を傷めて本に書いてあったマッサージ法を行っていたのですが、前より痛みが強くなりました」といって来られる患者さんもいらっしゃいます。
そのような患者さんの話しを聞いていると、そのストレッチやマッサージの方法が悪いわけではなく、行う時期に問題があることが多いです。
傷めて間もないときや炎症や痛みが強い時期にそのような刺激を与えてしまうと、炎症や痛みを助長される原因となってしまうことがあります。ただ、やはり自己判断で行ってよい時期を見極めるのは難しいです。
また、それよりも電気治療を行ったり固定やテーピングで筋肉を保護したりと治療をした方が治る早さは全然変わってきます。
ですので、症状を早く治すためにも指や手首に痛みが出てきたら我慢せずに早めに接骨院などの治療院で適切な治療を受けることをお勧めします。
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・当院は予約制ではありませんので、ご都合の良い時間帯に来院ください
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