Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 > 膝痛でしゃがむことが出来ない場合
膝痛で悩んでいる方は多いかと思います。
膝痛にも色々な症状があり、早く回復していく症状もあればいくら時間が経過しても治らずに痛みが完全に取り切れない場合もあるかと思います。
一般的に筋肉や腱、靭帯などの軟部組織の損傷は比較的に治りが早いのですが、関節内の組織が損傷した場合は治りが遅い場合もあり完全に痛みがとり切れずに慢性化してしまうケースもあります。
膝痛の中でもしゃがんだり正座をした時に痛みが出る場合があります。
急に歩きすぎたり慣れないスポーツなどをして、膝周辺の筋肉や関節などの軟部組織を損傷して間もない時は、炎症が起きているので痛みのためしゃがむことが出来ない時もあります。
このような場合は傷めて間もないので、時間が経過すれば回復して痛みがなくなる場合もあります。
しかし、逆に時間が経過して痛みは和らいだが完全には取り切れず、数か月経ってもしゃがむと痛みが残る場合があります。
問題なのはこちらの場合で、しゃがむと痛みが残るということは関節内の組織が損傷したまま回復しきれずに腫れが残っている、または膝周辺特に前後面の筋肉の緊張が強く膝関節の屈伸動作を阻害している場合が考えられます。
数か月経過しても治らないということは、この膝痛は治らないんだと諦める方もいらっしゃるかと思いますが、これは原因が取り除けてないだけであり治療をして阻害している原因を取り除けば回復していくケースはほとんどです。
関節内には血管が存在しないため、関節内の組織を損傷した場合は自分の持っている自然治癒力だけでは回復しきれない現象が起きてきます。
ですが、治療して自然治癒力を高めることによって回復することは可能です。
どちらにしろ治療をすれば回復していきますが、長い時間が経過したものより痛みが出て早い段階で治療をしたほうが治療期間も短くて済みます。
しゃがんだ時の膝痛が治らずに気になるようでしたらお気軽にご相談ください。