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最近は転倒して負傷する患者さんが増えています

2020.06.18 | Category: スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛

「ベランダに出ようとしたら、段差につまづいて転びました」、または「部屋の敷居につまづいて転倒し、背中を打ちました」といったように最近は転んでケガをして来院される患者さんが増えています。

よく患者さんに話を聞いてみると、「いつもだったら足をあげて難なく過ごすのに、足が上がってなかったのかも・・・」といったような返答がかえってきます。

 

そうなのです。注意をしていれば転ばずに済むことが多いかと思いますが、何せ自宅の中となると、いちいち気を張っていると疲れてしまいますよね。なので、転んでけがをしたと言って来院される患者さんは、自宅の中の事が多いです。

外出中に転んでけがをされる患者さんもいますが、外だとやはり気をつけるためか、自宅内での転倒の方が断然多いです。自宅の中だと、コードやコタツの布団など他に転倒の原因となるものもあるので、その影響もあると思います。

 

転んでけがをしてしまった場合は、早めに施術を受けるに越したことはありませんが、予防するためには、転倒の原因となるような要因を減らす事です。

コードならなるべく本数を減らしたり、本や段ボールなどは床の真ん中に置かずに本棚にしまったり段ボールなら壁にくっつけたりと、片づけて歩くところにはなるべく障害物を置かないことが理想です。

 

また、コードや段差があるところを通らなければならない場合は、少しだけ毎回意識をする、足を思っているより高めに上げる、といったことを毎回意識するだけでも、少しは転倒を減らせると思います。

特に高齢者など、年配の方は骨密度が低くなり骨折をして寝たきりになるといった場合もあります。

できるかぎり意識をして、少しでも転倒を予防することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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院長柴﨑 豊和


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