Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 > 足首を捻挫をした時、寝るときはどのような姿勢が負担が少ないか?
足首の捻挫は、段差を踏み外した時やつまずいた時などのようにしっかり捻る場合もありますが、急いで階段を下りたりバランスを崩したところを足で踏ん張ったりと自分では捻った覚えがなくても捻挫する場合があります。
捻挫を起こした後は、痛みがあるので足をかばって生活をしたりアイシングや冷湿布、包帯やサポーターなど自分で患部を保護したり、治療院などでの治療を受ける方が多いかと思います。
施術をしている時に患者さんとの話の中でよく感じることがあります。
多くの方は先ほど書いたように患部をかばう生活をしていてそれは良いのですが、寝るときの姿勢に気を配っている方は思っている以上に少ないです。
足首の外側または内側の靭帯どちらを傷めた時でも、寝るときの姿勢は仰向けより横向きで寝たほうが、足首にかかる負担は少ないです。特に寒い時期は羽毛布団や毛布など、かけるものが多く少し重くなりがちです。
仰向けで寝てしまうとその布団や毛布などの重みで足首が伸ばされ、必然的に患部に負担がかかることになります。(布団や毛布などかけるものがない場合でも、重力の関係でやはり足首は伸ばされます。)
左右どちらか横を向いて寝る場合は、その布団などの重みの影響は受けないため患部にかかる負担はなくなります。また、重力による負担も受けにくいです。
寝ている時間は長く、しかも毎日のことですのでこの点に気をつけるだけでも足首にかかる負担は少なくなるため、捻挫の回復は早くなることが多いです。
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