足を捻って捻挫をしたり、寝違えて首を傷めたりぎっくり腰などで腰に強い痛みが出た時などには冷湿布を貼る方も多いかと思います。
傷めてすぐやあまり日にちが経過してない時には冷湿布を貼って良いのですが、来院される患者さんでたまに数週間にわたって貼り続けている方もいらっしゃいます。
初診時に話を聞いてみると、「痛みがなかなか引かないので冷湿布を貼り続けていました」、または「冷湿布を貼ると楽になるような感じがしたので、ずっと貼っていました」と話される方もおります。
傷めて間もない時や、あまり日にちが経過してない時は痛みを抑えるために効果がありますが、これが数週間、数か月経過しても貼り続けているとかえって治りが遅くなる可能性があります。最初のうちは患部に炎症が起きているため冷やすことによって効果がでますが、数週間経過して炎症が治まっているのに貼っていると冷やして血流が悪くなるためどうしても回復が遅くなりがちです。
炎症や痛みの度合いや症状によっても異なりますので、分からない場合は接骨院などの治療院で担当の先生に相談されることをお勧めします。
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・当院は予約制ではありませんので、ご都合の良い時間帯に来院ください