Blog記事一覧 > ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛 > ぎっくり腰や腰痛の治りかけの時、ストレッチをする際は注意してくださいね
ぎっくり腰や腰痛に限ったことではありませんが、症状の治りかけの時にストレッチを行う際には注意が必要です。
来院される患者さんから「腰痛が楽になってきたので、ストレッチを開始してみたら痛みが強くなりました」、または「早く治りたいので、自分でストレッチをしてみたら翌日になって症状が悪化しました」と、言われることがたまにあります。
これは珍しいことではなく、意外にこのように言ってこられる患者さんは多いです。腰痛にストレッチ自体が悪い訳ではありません。
ストレッチ自体は筋肉や関節の柔軟性を高めるため、腰痛の予防にもなりますので大切です。
しかし、治りかけの時に行う時には注意が必要です。
腰痛の治りかけの時は、筋肉や関節などの損傷した軟部組織が完全に回復している訳ではありません。この状態でストレッチを行なってしまうと、ストレッチは組織を引っ張る動作なのでかえって傷口が開いてしまう可能性があります。
ストレッチをして症状が悪化する場合は、大体このようなことが原因になっていることが多いです。早く治りたい気持ちは十分わかります。しかし、これではかえって治りが遅くなってしまいます。
ですので、ストレッチを始める際には症状を悪化させないようにするためにも、接骨院などで治療を担当してくださっている先生に相談されることをお勧めします。