こんにちは。宇都宮市の柴﨑接骨院です。
朝の気温がずいぶん下がり、寝床からあまり出たくない季節に近づいてきましたね(^-^;
今日は「寝るときの姿勢」について考えてみたいと思います。
仰向けや横向きなど人それぞれ寝る姿勢は違うと思います。
仰向けで寝ると、S字状になっている背骨のカーブが崩れます。腰椎にかかる負担が大きくなるので、腰痛やぎっくり腰を起こした人にとっては痛みが強くなる場合が多いと思います。
横向きの姿勢で寝ると、腰椎にかかる負担は減ります。しかし、体重によって肩にかかる負担は増えます。
したがって、健康な人は問題ありませんが肩に痛みがある方には、痛みがあるほうの肩を下にする向きはあまりよくありません。
たまに話で聞きますが、うつ伏せで寝る場合、痛みがない方は問題ありませんが頚椎やその周囲の筋肉へのかかる負担は増しますので、首に痛みがある方、頸椎の可動域が狭い方はあまり良くないです。
横向きで痛みがでないから、ずっと横向きで寝ればよいのかというとそうではありません。
ずっと同じ姿勢で寝ていると体圧が分散されず、血流が悪くなります。
休みの日など、いつもより長時間寝た時に腰や体のどこかが痛くなったという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?
寝る姿勢や時間の長さによっては体にそれなりの負担はかかります。
ですので、理想は痛みがない姿勢で、適度に寝返りを打って同一姿勢になり続けないようにすることが体にかかる負担が一番少ないと思います。