こんにちは。柴﨑接骨院です。
仕事で帰りが遅い人や、真夏の暑い時以外は毎日お風呂のお湯に浸かる方が多いかと思いますが、最適な温度は何度なのでしょう?
答えは目的によって違います。
37度から39度。
これは体温よりすこし高いくらいの温度です。
この温度では副交換神経が優位となり、血管を拡張することにより血圧が下がります。
また、精神的にリラックス効果があり就寝前に入ると入眠しやすくなります。
40度から41度。
日本人はこの温度を好む方の割合が多いようです。
額に汗がにじむくらい入ると、全身の血流が良くなり新陳代謝も高まり、疲労物質も取り除く効果が期待できます。
42度から45度。
この温度では交感神経が優位に働き、血圧が上がり神経が興奮状態になります。
朝、スッキリ目覚めたい時などには良いのですが、就寝前にこの温度で入ってしまうとかえって目が冴えてしまい眠れなくなることもあるので注意が必要です。
以上、ざっと書いてみましたが肩こりやぎっくり腰、腰痛など怪我の予防や回復の観点からみますと、40度前後が一番良いのかと思います。
お風呂のお湯の温度も大事なのですが、一番大切なのは週に1、2回お湯に浸かるより、可能なら毎日浸かることが理想です。