こんにちは、宇都宮市の柴﨑接骨院です。
今回は「睡眠の質」について書いてみたいと思います。
現代は情報過多で何かと忙しい時代なので、睡眠時間も満足いく時間はとれないという方は多いのかもしれません。
睡眠時間は人それぞれで、4時間くらい寝れば十分という人もいれば9時間くらい寝ないと足りないという人もいます。
一般的に必要とされている睡眠時間の基準を自分に当てはめず、自分にとって必要な睡眠時間を調べて睡眠をとることが大切です。
それに加えて大事なことが睡眠の質です。
睡眠の質を高めるために必要なことは、
①就寝時間、起床時間を一定にする
②昼間に適度な運動をする
③寝酒をやめる(毎日お酒を飲む方は休肝日を設ける)
④夕方以降はコーヒーや緑茶、紅茶などカフェインが入った飲み物を控える
⑤温度や湿度を調節する
といったことが考えられます。
①就寝時間、起床時間を一定にする
人間には体内時計が備わっています。就寝時間、起床時間を一定にすることにより、入眠しやすく朝も起床しやすくなります。
また、一日のリズムのが一定でないとホルモンの分泌や自律神経に影響がでてきたりします。
②昼間に適度な運動をする
ウォーキングやジョギングまたは、買い物をするのに歩いて行ったりと、ちょっとしたことでも大丈夫です。
昼間に運動をすることにより適度な疲労感が得られ、またセロトニンの分泌も活発になり、夜になって睡眠ホルモンであるメラトニンが正常に分泌されることにより入眠しやすくなります。
③寝酒をやめる(毎日お酒を飲む方は休肝日を設ける)
就寝前にお酒を飲むと、眠りやすくなるような感じはするかもしれませんが、逆に睡眠は浅くなり睡眠の質は低下します。
朝起きた時に、体がスッキリしなかったり、しっかり寝た気がしなかったりするのはこのことが原因です。
④夕方以降はコーヒーや緑茶、紅茶などカフェインが入った飲み物を控える
カフェインには覚醒作用があるため、大量の摂取や夕方以降の摂取は睡眠の妨げとなります。
⑤温度や湿度を調節する
温度は26~27℃、湿度は50%前後が安眠しやすいと言われています。
ざっといくつか書いてみましたが、取り入れられそうなことから一つでも二つでも取り入れると、睡眠の質が変わってくるのではないかと思います。
また寝ている時には成長ホルモンが分泌されるため、傷ついた細胞が盛んに修復されるときでもあります。
そのため睡眠の質を高めることによって、肉離れや捻挫、打撲、骨折、脱臼やスポーツでのケガ、ぎっくり腰や腰痛といった症状の回復も早まるものと考えられます。