来院される患者さんで「放って置いたのですがなかなか痛みが引きません」、または「湿布をして様子をみていたのですが痛みが変わらないです」といって来られる方は結構多いです。
軽く傷めて少し炎症が起きたくらいなら、少し安静にしていたり湿布を貼って様子をみてるだけで回復していくかもしれません。
しかし、放って置いても一向に痛みが変わらない場合はなぜなのか?
基本的に痛みなどの何かしら症状が出ているということは、何らかの原因があります。
例えば、
・良かれと思って痛いところを自分でマッサージしたりストレッチをしていた
・膝が痛いのに筋力をつけるために屈伸などの筋トレをしていた
・マッサージ屋さんに行っていた
などなどです。
基本的に急性の炎症が起きている場合は、上記のようなことは厳禁です。良くなるどころか一向に治らなくなるどころかかえって悪化する可能性すらあります。
マッサージやストレッチ、筋力強化などで効果が出てくるのは炎症が落ち着いて筋肉の緊張や関節の硬さが出てきた時です。それでも一気に負荷をかけてしまうとまた炎症が起きたり痛みが強くなったりする可能性もあります。
その時期の見極めや負荷をかける強度などのさじ加減は結構難しいです。
なので、自己判断で色々あれこれやってしまうとかえって治らなくなってしまう現象が起きるのです。傷めた場合は少し様子をみて良くならなそうなら、早めに接骨院などで適切な施術を受けることが理想です。
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