最近はパソコンやスマートフォンなどを使用する頻度が数年~数十年前に比べて格段に増え、また仕事などでもデスクワークをする機会が増えたかと思います。
それなので、首や肩、背中などの筋肉や関節に負担がかかり痛みや違和感、頭痛などの症状が出る方も結構いらっしゃるかと思います。
来院される患者さんで「朝起きた時にも首に痛みがでるので枕が悪いのですか?」、または「枕を変えようと思うのですが、変えたら首の痛みは楽になりますか?」といった内容の質問を受けることがあります。
しかし、枕は高すぎず、低すぎずに硬さも普通で、低反発や高反発ではなく中心がくぼんでいたりせずに、要するに普通の枕であればそんなに問題はありません。
逆に首の筋肉や関節に柔軟性がある場合は、そのような多少高かったり低かったり、低反発や高反発の枕で寝てもそこまで負担はありません。つまり、枕が悪いわけではなく首の筋肉や関節が硬く柔軟性がなくなっていたり、炎症が起きていたりすることの方が問題なのです。
首や肩、背中の痛みの原因は筋肉や関節の柔軟性の低下、緊張や炎症が原因となっていることが多いです。ですので、首や肩、背中に痛みや違和感のある場合は接骨院などの治療院で早めに適切な治療を受けることをお勧めします。
治療することで根本的な原因が改善されれば、枕によらず、朝起きた時の痛みや違和感はなくなることが多いです。
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