Blog記事一覧 > ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛 > ぎっくり腰になった時は腰痛ベルトをした方が良いか?
ぎっくり腰は突然起こりますよね。
立ち上がろうとした時、顔を洗おうとしたとき、くしゃみをしたり何か床に置いてある物を取ろうとした時など些細なことで発症することが多いです。
程度も痛みが強くて動けないものから、そこまで痛みは強くなく普通に動けるものまで様々です。
ぎっくり腰で来院される患者さんから、「腰痛ベルトはした方が良いですか?」、または「腰痛ベルトを購入して使用した方が良いですか?」と言われることがあります。
腰痛ベルトは腹圧を高めることにより、腰、またはその周辺の筋肉を助ける働きがあり、結果として患部またはその周辺の筋肉を休めることになり負担が減ります。
そうすることにより、炎症の引きが早くなり痛みも早く取れやすいです。
ですので、腰痛ベルトを持っている方は使用した方が痛みは軽減されるし、回復も早くなりますのでお勧めします。
逆にお持ちでない方で購入しようかと迷っている方ですが、ぎっくり腰で痛みが強い場合でも、何か月もその強い痛みが続くわけではありません。
最初の強い痛みは1~2週間くらいで徐々に弱くなってくることが多いです。その間に仕事などどうしても動かなければならない方や、どうしても早く少しでも痛みを軽減したい方は購入することをお勧めします。
しかし、1~2週間くらいならそこまで動かなくても良い方や少しの期間なら多少の痛みは我慢できる方は無理に購入しなくても問題はありません。
腰痛ベルトは治療院や薬局などで購入しても数千円はかかります。ぎっくり腰の最初の強い痛みは長くても1~2週間くらいで和らいでくることが多いので、手元にあれば使用してなければ使用しないといった考えでも大丈夫です。
ですが、治療は放って置くと慢性化したり、ぎっくり腰を繰り返す原因ともなりますので、ぎっくり腰を起こした時は早めに接骨院などの治療院を受診して適切な治療を受けることをおすすめします。
・腰痛になった場合は座椅子より椅子に座ることをおすすめします