Blog記事一覧 > ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛 > 腰痛は温めた方が良い?冷やした方が良い?
いつも通りの日常生活動作をしていても、急に腰痛がでることってありますよね。
そんな時はどうしたら良いか・・・。
日常の施術中で、よく患者さんから「急に腰痛がでてきた時は温めた方が良いのですか?それとも冷やした方が良いのですか?」と聞かれます。
簡単に分けると、原因がはっきりしているものに関しては冷やした方が良いです。つまり、ぎっくり腰はもちろん、掃除機をかけてる時や、子供を抱っこ擦る時など何かの動作の時に痛みが出たりするものです。
原因がはっきりしないものに関しては温めた方が良いです。例を挙げると、普段、長時間のデスクワークをすることが多く、いつの間にか痛みがでてきた場合などです。
また、どちらとも判断がつかない場合は、温めることも冷やすこともせず、コルセットをするか、腹巻などで保温していた方が良いです。(腹巻といっても、いまはオシャレで高機能なものが沢山あります)
まとめると、
①原因がはっきりしている腰痛に関しては基本的に冷やす。
②原因がはっきりしていないものに関しては基本的に温める。
③どちらとも自分で判断がつかない場合はコルセットをするか、腹巻などで保温する。
です。
これはあくまで基本であり、原因がはっきりしていても1~2週間日数が経過した場合は、逆に温めてあげた方が効果があります。
また、来院される患者さんの中には、「痛くなったから自分でマッサージをしてきました」と言って来られる患者さんもおりますが、急性期の痛みが出た場合にマッサージやストレッチは基本的にNGです。
基本的な対処をしても症状が治まらない場合や早く治したい場合は、やはり治療院で治療することが治すための一番の近道だと思います。