Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 > 歩き出しの一歩で踵に痛みが出る場合、それは足底筋膜炎かもしれません
足底筋膜炎というとあまり聞いたことがないかもしれません。
主に踵や足の裏に痛みがでます。運動やスポーツなどで、走ったり繰り返しジャンプしたりする動作の負担が積み重なって発症することが多いです。
ですが、運動をしない方でも旅行などで長距離歩いたり、慣れないハイキングをしたりといったようなことでも発症することがあります。足の裏の足底筋膜に繰り返し負荷がかかった結果、その足底筋膜が緊張して硬くなり炎症を起こします。
症状としては足の裏や踵の腫れ、押した時の痛み、歩行痛(特に歩きはじめ)などです。
来院される患者さんで「放って置いたのですがなかなか治らないので、治療に来ました」、または「自分でストレッチをしていたのですがなかなか治りません」と話される方もおります。
足底筋膜炎は筋膜で炎症が起きているためストレッチやマッサージは基本的に厳禁です。ストレッチやマッサージをしている間は症状が長引いてしまうことが多いです。
またこの症状は放って置くと回復が遅いかもしれませんが、治療をすると比較的回復の早い症状でもあります。
ですので、歩くと足の裏や踵に痛みがでる。または、歩き出しの一歩で踵に痛みが出るといったような症状がある場合は我慢せずに早めに接骨院などの治療院で適切な施術を受けることをお勧めします。