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腰痛や肩こりの予防では椅子の座り方も大切になってきます。
こんにちは、宇都宮市にある柴﨑接骨院です。
腰痛や肩こりに悩ませている方は大変多いのではないかと思います。
腰痛や肩こりに治療はもちろん大切ですが、自宅や職場で過ごしているときなどの姿勢も同じくらい重要になってきます。
「長年症状が続いているんです」、「近くの治療院で治療を受けていたのですがなかなか治らないんです」といったようなお声はたまに耳にします。
そういった場合、もしかしたら自宅や職場等で過ごしている姿勢が原因で完全に回復しないのかもしれません。
今回は椅子の座り方について書いてみたいと思います。
たまに、椅子に座るときはすこし浅く座り、背筋を伸ばして座った方が背中や腰の筋肉を使うので筋力の低下も予防しつつ姿勢も良くなるので良いですといったような事も聞いたりします。
ですが、私はそうは思いません。
椅子に浅く座って背筋を伸ばすと確かに姿勢は良くなり、背筋も使うので筋力の低下も予防できるかもしれません。でも、それはその姿勢が続けられればの話だと思います。
長時間テレビを見る場合や話をしたりしていると、時間が長くなるにつれ疲れて、腰が丸くなるまたは左右どちらかに重心をかけたりと楽な姿勢をとってしまうのが普通だと思います。
私もそうですが、人間の意志はそれほど強くないのではないでしょうか。
腰が丸くなると必然的に頭が体幹より前に出て、猫背またはストレートネックの状態になります。こうなると腰痛や肩こりが出てくるのは時間の問題です。
理想の座り方は、イスに深く腰を掛け背もたれに寄りかかることです。
それで顎は引きます。足を組んだり足首を交叉させたりするのはNGです。
また、左右どちらかの骨盤に重心をかけることも骨盤のゆがみや腰に負担をかけることになるため、よくありません。
ですので、両方の骨盤に均等に重心がかかるように座り、テレビなどを見る場合は顔や上半身だけを向けるのではなくイスごとその方向に向けて、体の正面で見るようにすることです。
この姿勢が一番首や腰、背中にかかる負担が少ないので腰痛や肩こりを少しでも予防または軽減できるのではないかと思います。
ずっとこの姿勢でいることは難しいかもしれませんが、この姿勢でいる割合を多くすることによってずいぶんと効果が得られるのではないかと思います。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。