Blog記事一覧 > スポーツ障害、捻挫・肉離れ・膝痛 > 捻挫の治りかけ、または治った直後の再負傷には注意が必要です
捻挫の治りかけ、または治った直後の再負傷には注意してくださいね。
こんにちは、栃木県宇都宮市弥生町にある柴﨑接骨院です。
スポーツをしている方は捻挫をして、痛みなどの症状がなくなってきたら普段と同じようにスポーツや運動を行ってしまう方も多いかと思います。
ここで注意しなければならないのが「再負傷」です。
関節を捻挫して痛みや違和感などの症状がなくなってくると、どうしても動けてしまうので普段と同じようにプレーしがちです。また、スポーツで試合などとなってくると熱くなり夢中になって、思い切りプレーをしてしまうこともあるかもしれません。
先程も言いましたように油断した頃にやってくるのが「再負傷」です。
捻挫の治りかけの場合、たとえ痛みがなくても靭帯などの軟部組織が完全に修復されているわけではありません。つまり強い外力に耐えられるだけの抵抗力を持ってないということです。
足首の場合、強く踏み込んだり、すこし強めにボールなどを蹴ったりジャンプをして着地をしたときなど、そのような外力に耐え切れずに再度損傷してしまうことがあります。
また治った直後の場合は、それまで患部をかばっていたので周辺の筋肉の緊張が残っている場合や靭帯などの組織が修復されてもそれまで固定していたため、関節の柔軟性が低下しているケースもあります。
ですので、治りかけの場合は油断をせずにしっかりと治療を行い運動する際には患部に注意を払い、また患部が治った直後の場合は周辺の運動機能や柔軟性が低下していることもあるので、周辺のマッサージやストレッチなどしっかりとケアをした上でスポーツを行なうことをおすすめします。
再負傷の可能性を頭に入れた上でしっかりと治療を行い、運動を始めて良い時期、またその程度などは担当してくださっている先生に相談された方が無難です。