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その肩の痛みは上腕二頭筋長頭腱炎かもしれません。
こんにちは、栃木県宇都宮市にある柴﨑接骨院です。
30~40代以降になって肩の痛みを感じたら、これは五十肩ではないか?と思ってしまう方も多いかもしれません。
腕を前に上げたり後ろに持っていく動作で痛みが出たり、肩の前面を押すと痛みが出る。
または洗濯物を干す動作やズボンを上げる動作、物を持ち上げる時に痛みが出たりする場合は、もしかしたらそれは上腕二頭筋長頭腱炎かもしれません。
上腕二頭筋とは力こぶを作る筋肉で、肩の近くで腱に変わり結節間溝部というトンネルを通り肩の上の方に付着しています。
その結節間溝というトンネルと腱との摩擦で炎症が起きます。これが上腕二頭筋長頭腱炎です。
症状が強い場合は安静時や寝ている時に痛みで目が覚めることもあります。
原因は腕の使いすぎや日常生活での家事仕事や着替え、掃除などのちょっとした動作でも傷めることがあります。
また、最近日中はすこし暖かくなりましたが朝晩はまだまだ冷え込みます。そのような冷え込んでいるときは筋肉や関節も硬くなり、柔軟性が低下するためやはり傷めやすいです。
痛みが出てきたらストレッチやマッサージ、体操などは厳禁です。冷湿布を貼り安静にして、接骨院や整骨院などの治療院を受診して適切な治療を受けることをおすすめします。