Blog記事一覧 > 交通事故治療、むち打ち > 交通事故でむち打ちになってしまった場合
こんにちは。宇都宮市の柴﨑接骨院です。
「むち打ち」。交通事故でよく耳にする言葉だと思います。
車で停車していた時などに後ろから追突された場合、その衝撃で首がムチのようにしなり頸椎やその周辺の関節などの軟部組織を損傷することをむち打ち症といいます。
むち打ちの中でも頸椎捻挫型が7~8割を占めると言われています。
症状としては、首や首~背中にかけての痛み、しびれ、頭痛、めまい、吐き気、脱力感など様々な症状が出ることがあります。
交通事故を起こした直後は、病院や整形外科を受診してX線を撮るかと思いますが、このむち打ちでは筋肉や関節、靭帯といった軟部組織を損傷していることが多いため、X線では異常なしと診断されることも多いです。
X線で異常が出ないことが多いため、安心する方もいらっしゃるかと思いますが、たとえ痛みが軽い場合でも厄介なのがこの交通事故によるむち打ち症なのです。
痛みが軽いからといって、治療に通わず放置される方もいらっしゃいますが、「1w経過したあたりから痛みが強くなってきて、頭痛もでてきました。」「時間が経過しても痛みが減らずに変わらないんです。」といって来院される患者さんも結構いらっしゃいます。
むち打ちは治りが早い場合もありますが、一般的には回復にある程度時間を要することが多いです。
交通事故によるむち打ち症は、たとえ症状が軽い場合であっても甘く見ずに病院や整形外科、接骨院または整骨院でしっかりと治療をすることをお勧めします。