Blog記事一覧 > ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛 > ぎっくり腰や腰痛を起こして数週間が経過したら冷シップは貼らないほうが良いです
ぎっくり腰や腰痛で悩んでいる方は多いかと思います。何か物を拾おうとした時や、布団を干したときなど日常生活でのちょっとした動作でも傷めることがありますよね。
ぎっくり腰や腰痛を起こしたら冷シップを貼る方が多いかと思います。中には数日~数週間経過しても貼り続けている方がいらっしゃいます。
来院される患者さんで「冷シップをずっと貼っているのですが良いですか?」、または「冷シップを貼って2週間が経過するのですが、まだ貼っていた方が良いですか?」というような内容のことを質問される場合があります。
ぎっくり腰や腰痛を起こした直後は、筋肉などの軟部組織を損傷して炎症を起こしている状態ですので、冷シップを貼り患部を冷やした方が良いです。
しかし、3,4日~1週間もすればその炎症は大体治まります。代わりに患部周辺の筋肉の緊張が起きてきます。なので、冷シップをずっと貼り続けていると血流が悪くなるためかえって治りが遅くなります。
冷シップは傷めた直後から3、4日、長くても1週間くらいにしておいた方が良いです。その後は患部を保温したり、お風呂のお湯にゆっくり浸かるなどして温めて血流を良くした方が回復は早くなります。
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