Blog記事一覧 > ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛 > ぎっくり腰は繰り返す場合があります
ぎっくり腰や腰痛で来院される患者さんはそれなりにいらっしゃいます。
来院される患者さんで「朝、顔を洗おうとした際にピキっときました」、または「車から降りようとした際に腰に激痛が走りました」といって来られる方がおります。
そうなのです。ぎっくり腰は重いものを持った時など力を使ったときにも起こりますが、大して力を使わないような日常生活でのちょっとした動作でも傷めることがあります。
痛みは軽度のものから動けないほどの激痛まで様々ですが、治療を行えば比較的早めに回復する症状でもあります。
また、来院される患者さんの中で「年に1回はぎっくり腰になるんです」、または「5年くらい前から毎年ぎっくり腰を起こすようになりました」と話される方もいらっしゃいます。
ぎっくり腰を繰り返す場合は何かしら原因が残っていると考えられます。
そのように話される患者さんを問診や触診してみると、取りきれずに残っている筋緊張や関節・骨盤のゆがみがあることが多いです。
さらに詳しく話を聞いてみると、「ぎっくり腰を起こしてから病院で痛み止めの注射を打ってもらい、痛みがなくなったので治ったと思っていました」と言われる方が多いです。
「痛みがなくなる=治る」ではありません。「根本的な原因が解決する=治る」です。
ですので、痛みがなくなってからも筋肉の緊張や関節や骨盤のゆがみなど根本的な原因が改善するまで適切な治療を受けることをお勧めします。
根本的な原因が解決されれば、100%とは言いませんがぎっくり腰を繰り返す頻度はずいぶんと減ってくるかと思います。
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