Blog記事一覧 > 首・肩の痛み、頭痛、五十肩 > 肩こりは自分でマッサージやストレッチをした方が良い?
こんにちは。栃木県宇都宮市の柴﨑接骨院です。
結論から言うと、確実に肩こりと分かっていれば「Yes」ですが、肩こりだか傷めてるのか判断がつかない場合は「No」です。
「首や肩が張るので自分でマッサージをしていました。」、「肩が張るので息子や旦那に強く押してもらってました」などと言って日に日に痛みが強くなっていき、「首が左右に回せなくなった」、「腕の痛みがでてきた」と言って来院される患者さんがたまにいます。
これは肩こりではなく、筋肉などの軟部組織を損傷した結果起こる症状です。
軟部組織を損傷しているため、要するに筋肉などに傷がついているためにマッサージやストレッチをすることにより、その傷口が広がり、結果、痛みが増したり首が回らなくなったり、痛みが広がったりと症状が広がるのです。
軟部組織の損傷と言いますと、スポーツしている方がよく起こす肉離れなど痛みが強いイメージがあるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
首の寝違えや筋違えなど、もちろん最初から痛みが強くすこし動くだけで激痛が走るといったこともありますが、軽い症状の場合は痛みを感じず、重かったり、違和感を感じたりと肩こりの時と似たような症状の場合もあります。
自分でマッサージやストレッチをして痛みが日に日に強くなる場合や、症状がまったく変わらない場合、また肩こりなのか筋肉等を損傷しているのか判断がつかない時は、病院や整形外科などの医療機関もしくは接骨院を受診することをおすすめします。
接骨院では、寝違えや筋違いなどの急性外傷や繰り返し負荷をかけて軟部組織を損傷する亜急性外傷については健康保険が適用となります。