Blog記事一覧 > ぎっくり腰、腰痛、坐骨神経痛 > ぎっくり腰や腰痛は放っておいても自然治癒する?
こんにちは、宇都宮市にある柴﨑接骨院です。
ぎっくり腰や腰痛で辛い思いをしたことがある方は多いかと思いますが、たまに患者さんから質問を受けることがあるのでここに書いてみたいと思います。
「ぎっくり腰や腰痛は放っておいても自然に治癒するのか?」
これは症状の程度の問題でもあるのですが、本当に程度が軽い場合であれば放置していても人が本来持っている自然治癒力で治っていきます。
しかし、症状の程度が中程度以上になるとそうすんなりと回復はしません。
損傷した軟部組織は徐々に回復していくのですが、問題は患部周辺の筋肉や関節などの軟部組織です。
痛みが強いため、患部を保護しようと無意識で周囲の筋肉の緊張が強くなります。また、動いたり座っている姿勢でも患部をかばった動作や姿勢になるため、そのかばったことにより二次的に筋肉の緊張や炎症、関節痛が起こります。
よって、周囲の筋肉の緊張が起こるために損傷した患部に流れる血流が悪くなり、回復が遅くなり、慢性化に移行するケースがでてきます。ぎっくり腰や腰痛を起こした時の程度が軽い場合でも同じことが起こるのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そうです。たとえ症状の程度が軽くても同じような現象は起きています。ただ、軽い場合はかばうことが少ないため、かばったことによる緊張は少ないです。
また、損傷した組織の周辺の筋肉の緊張も、症状が軽い場合は軽度で済みます。ですので、症状が軽度の場合は放って置いても治る場合があります。
ただ、中にはぎっくり腰や腰痛で損傷した組織の周囲の筋肉の緊張が残る場合があります。
この場合は、初期の痛みがなくなったとしても緊張が残っているため、ぎっくり腰や腰痛を再発する確率が高くなります。
このような筋肉の緊張は目に見えるものではないので、やはりしっかり完治させるためにも接骨院などの治療院で治療をすることをお勧めします。
ぎっくり腰や腰痛でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。